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最強のモバイル環境を作る!⑥~実践編~

環境も整ったので、あとはこれを実践するだけです。

第二回では、モバイル環境を大きく3つにわけて定義しました。

1,フル
自宅にいる状態

2,トラベル
モバイル端末とリモートサーバーを持ち歩く状態

3,モバイル
モバイル端末のみを持ち歩く状態

3のフルに関しては環境構築中にいくらでもテストを行ったので言わずもがな、
1のモバイルは後日喫茶店などにPCを持っていってパケット使用量などを検証する予定です。

最も検証が難しい状態が2のトラベルで、旅行に行く機会なんてそんなにありません。
私は営業職でもないので出張することもそんなに無い。

なので、適当なビジネスホテルに一晩泊まってやろうかと考えていましたが、いい時期に年末シーズンがやってきて、年明けを実家で過ごすべく帰郷することになりましたので、実家でこの環境をテストしてみようと思いました。

バッキバキのえげつないPCオタクの自分と違って、実家にいる家族はPCゲームといったらソリティアなレベルの人たちなんで、もちろん大したネットワーク環境なんてありません。
みんなガラケーなのにWi-Fiとかあったりします。なんでやねん、半年に1回くらいしか本領発揮できとらんやんけ。


ということで、実家に到着しました。 これが今回持ってきたスーツケース。中に着替えとかも入っています。


着替えなどと一緒にビジネスバッグが


どーん、この中にZBOX一式全部入っちゃってます


ご丁寧に縦置きクレードルまで付属しているので縦置きします。自宅ではあまりやりたくないんですよね。通気口上に向けておくとホコリ入りそうで。


スイッチオン

いつも思うんですが24時間稼働させ続けることを考えるとこのLEDは切りたい。かっこいいんだけど、切りたい。

環境を構築


ローカル側のタブレットも起動します。
プロファイルを記憶しているのでトラベルルーターに自動で接続されます。

ということで、サーバーにリモート接続し、サーバー側のWi-Fi端子を自宅のWi-Fiに接続します。

接続したことによりインターネット接続共有が有効になり、配下に接続されているモバイル端末もサーバーを経由してインターネット接続が可能になります。


WindowsRDP、Splashtop2の両方が使用可能に


接続されました。
重い処理としてUnreal Engine 4 Editorを実行します。


ラグはありますが、製作の作業用と考えると気にならない程度。高いフレームレートで操作することができます。

ということで、年末年始の布団に入り込んだ暇な時間は、このネットワークによってハイスペック環境を快適に楽しむことができました。
これがわたしがかんがえたさいきょうのモバイル環境です。
多分最強だと思います。

ちなみに、Splashtopはソフトウェア編で紹介したようにソフトの機能でWANから接続できます。
なのでホテルなどの拠点に構築したネットワーク環境から離れても、外からリモートサーバーに対してリモートデスクトップソフトで接続することが可能です。
つまり旅先でも喫茶店へいけます。コメダ珈琲へいけます。メルシー

 

 

ちなみに、クライアント側のOSがWindows10であることがここで生きてきます。

Windows標準のリモートデスクトップ接続は、バージョン8.1からUDPパケットによる通信に対応しています。

それにより、3Dやゲームのような激しく画面が入れ替わるような状況でも高速にリモートデスクトップをすることが可能になっています。

Windows7を不可にした理由もこれです。まあ、Windows7でも非公式パッチとかを当てれば対応できるらしいですが。

 

 

しかし、再起動後のインターネット接続共有に関しては、この時点で対応できていなかったので、近日中に適当なビジネスホテルに宿泊してもう一度この環境をテストしてみようと思います。実家では、Splashtopを使ってWAN経由接続をして無理やり設定を変更して解決しました。

とりあえず、これにて一通り環境構築は完了です。

最強のモバイル環境を作る!⑤~設定編~

④で考えたネットワーク構成を元に、各機器に設定をしていきます。

1,モバイル端末の設定

これと言った特別な事はしません。トラベル環境に切り替えたときに自動でトラベルルーターに接続してくれるよう、予め一度トラベルルーターに接続しておきます(一度接続しておけばその接続設定を記憶してくれるので)

WMR-443WはWPSにも対応しているので、現場でも即時に接続できるのが便利です。

後はリモートデスクトップ用プロファイルもデスクトップに保存しておき、ダブルクリックでお手軽につなげるように。

 

 

2,トラベルルーターの設定

Buffalo WMR-433W-TBは4つのモードから選ぶことができます。

1,ルーターモード

NICポートをWAN側とし、ルーターとして機能するモード。ただしPPPoEには非対応。

2,ワイヤレスモード

Wi-Fi側をWANとして、NICポートで接続した端末をインターネットに接続できるモード。その代わり端末から同帯域のWi-Fiには接続できない。2GHzでWANに接続した場合は、5GhzでLAN接続を行う必要がある。

3,ブリッジモード

NIC側にはルーターがあり、DHCPサーバー的動作も停止する、完全にブリッジするだけのモード。

4,ローカルモード

ハブとして動作するモード……と思いきや、ワイヤレス側にはDHCPによるIPが付与される。ブリッジモードとの違いがよくわからん。

 

後述しますが、DHCPリースはリモートサーバーがそのまま行います。なので、今回はブリッジモードで接続します。ただ、リモートサーバーから逆接続することはありえないので、DHCPリースをトラベルルーターに任せるルーターモードを使ってもいいと思います。

 

3,リモートサーバーの設定

 

リモートサーバーで行う必要がある設定は2つ。

ひとつはリモートサーバーをNIC2ポートをLANとするルーターとして機能させる事。もうひとつはNIC2に接続された端末がそのポートを経由してインターネットに接続できるよう、インターネットの共有設定を行う事。

後者の設定を行うことで、ローカル側端末からブラウジングなどで直接インターネットに接続する際、わざわざ接続プロファイルを変更しなくてすむので便利になるからです。

 

 

ということで、これらを実現するためにもう一つの手段であるWindowsのインターネット共有設定を行います

ネットワークアダプタの設定を開き、WAN側として利用するネットワークポートのプロパティ画面を開きます。

そして、「共有」タブのインターネット接続を共有するにチェックをつけ、共有するNIC2ポートを選択します。

これで、NIC2ポートに接続されている端末にはDHCPによってIPアドレスが割り当てられ、リモートサーバー経由でインターネットに接続することが可能になります。

 

 

しかし、ここで大きな問題が発生しました

 

この設定を行うことで、確かにNIC2ポートにトラベルルーター経由で接続された端末はインターネットに接続できますが、リモートサーバーを再起動すると接続できなくなってしまう。これではリモートサーバーを起動するたびにわざわざインターネット共有設定を行う必要があり、今回のトラベル環境のメリットをすべて殺してしまうことになってしまう。

この問題を解決するまでには多大な時間を要してしまった。

正直に言うが、この後投稿する「実践編」時点でもその問題は解決できなかった。

そのあとの調査で、再起動時にインターネット接続共有のサービスが起動しないことが原因であることが判明した。

また、Windows10のバグの一環でもあるらしく、2017年更新パッチを適用したうえでレジストリの設定変更でその点が対応できることが判明した。

1、インターネット接続共有のサービスを、手動から自動起動に変更する

コントロールパネルの「管理ツール」→「サービス」で「Internet Connection Sharing(ICS)」を選択し、スタートアップの種類を「手動」から「自動」に変更します。

 

2、再起動後に有効にならないバグに対応するべく、レジストリ値を変更する

「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\SharedAccess」に「EnableRebootPersistConnection」(DWORD 値=1)を設定します。

もしかしたらやらなくてもいいかもしれませんが、Microsoftのフォーラムに書いてあったのでおとなしく設定します。

 

 

自宅でこの設定を行った後、リモートサーバーを再起動してテストしてみましたが、子機は正常にインターネットに接続できました。

おそらくこの方法で問題ないと思います。

 

 

これにて、設定は完了です。

最強のモバイル環境を作る!④~ネットワーク編~

前回でハードウェアが決まりました。

すべての端末を単純にインターネットに接続すれば一応リモートして使用することは可能になりますが、帯域制限や通信料制限などを考慮して、第二回で定義した環境ごとに独自のネットワークを構築していきます

 

1,フル

(自宅で利用する場合の環境)

まあこれは特筆する事もなくそのままですね。双方の端末を自宅のネットワークに接続するだけです。

流石に自宅のネットワークとなるとルーターもかなりハイスペックなものを使っているんで帯域だの通信料だのを考慮する必要もないです。

気をつける点といえば、リモートサーバーであるZBOXは2つあるNICポートのうち、NIC1に接続するということ。

というのも、固定IP設定などはポートごとに記憶されているので、使うポートを固定していないと環境を変えるたびにわざわざIPアドレスを変更しなければならないからです。

どの環境でも同じIPアドレスが使えればよかったんですが、ハードウェアの関係上どうもうまく行きませんでした。

 

3,モバイル

(モバイル端末のみ持ち歩く場合)

トラベルの前にこちらを紹介します。構造が単純なので。

これもそのままですね、屋外からVPNを経由して接続するだけです。

屋外から自宅環境のいずれかに接続する場合はほとんどがVPN経由です。そうすることによってルーター側に余計なポートを開けずにすむので助かっています。

テザリングなどを用いてモバイルネットワーク経由で接続する場合は長時間の接続はご法度になります(通信量が110MB/日の格安回線を使っているので)

その場合は図のVPNサーバーにファイルサーバーやSVNサーバーなどの役割を持たせているので、ソースファイルのやり取りだけをして編集は端末内で行います。

CPUがAtom Z3770なので、Visual Studio Codeを用いたプログラミングやブログ記事の執筆、上記のようなネットワーク図をペイントで描くような作業が限界ですね。

 

2,トラベル

(大きなバッグを持ち運べる場合)

今回の環境の肝とも言える状態です。

トラベルルーターを用いてZBOXにワイヤレス接続します。

インターネット環境が無い場合はZBOXからWAN接続する事はせず、リモート接続のみを行います。

この環境の注意点として、ZBOXはこの環境用に固定IPを設定しているNIC2ポート側に接続すること。

もう一つは、トラベルルーターとモバイル環境は5GHz帯で接続します。なぜなら、同じ周波数を使って接続すると干渉する可能性があるからです。

重い作業はすべてこのローカルネットワーク上で行えるということ、それによりWANに重いトラフィックを要求する必要が無いこと、ローカル側ではリモートデスクトップのために高速な接続環境が必要なこと、ホテルネットワークがデュアルバンドに対応していないことを考慮して、WAN側は2GHz、トラベルルーター側は5GHzに設定します

(モバイル端末を選ぶ注意点としてデュアルバンドを選択した理由はこれです。)

通常の使用方法では、リモートデスクトップに用いられるネットワークとWANに接続するためのネットワークが同一になってしまうため、リモートデスクトップによって帯域が圧迫されてしまうことになります。リモートデスクトップ用のネットワークと、インターネット接続用のネットワークを分離することで、その問題を解消しています。

 

1と3については現状の自宅環境においては特に何かをする必要は無いので(強いて言えばNIC1に固定IPアドレスを振るくらい、VPNサーバーは構築済み)次回は2のトラベル環境を設定していきます。

 

最強のモバイル環境を作る!③~ハードウェア編~

前回で環境の構成を考えましたので、それに対応できるハードウェアを用意します。

 

1,モバイルPC端末

これは新規に購入するということはせず、すでに持っている物をそのまま使います。

FUJITSU Arrows Tab Q584/h

 

CPU Intel Atom Z3770

RAM 4GB(32bit OSなので認識は3GB)

ディスプレイ 10インチ 2560×1600(2K)

OS Windows10 32bit

 

という、ステータスをディスプレイに全振りしたような端末。

一応防水設計でもあるが、おそらく雨の中屋外で使うことは無いと思う。

業務用のリファービュリッシュ品なので、屋外の作業現場とかで使うことを想定しているのだろうか。

4時間連続使用してもバッテリー残量が70%台をキープしている(当社計測)モンスター級のバッテリー持ちで選択。

地味に重要なのが、Wi-Fiがデュアルバンド(2GHz, 5GHz両方)に対応している事。これが後ほど役に立ってくる。

 

もう一つ重要なのはOSがWindows8.1以上であること。Windows7では不可、これに関しても理由を後述します。

 

 

2,ハイスペックサーバー

これに関しては慎重に選択しなければなりません。

というのも、普通のハイスペックPCとは事情が異なるので、単にスペックの高い物を選択すればいいというわけではないからです。

普通のハイスペック端末と異なる点は2つ

①リモートサーバーとして可能なら24時間稼働し続けられる安定性・省電力性

②環境「トラベル」時に持ち運ぶため、大きなバッグがあれば持ち運べる程度の大きさ

です。

スペックだけならもちろん自宅のデスクトップPCが最強なのですが、大量のファンが付いており、電源稼働中にギラギラとLEDが光り輝くものを24時間つけっぱなしにする勇気はありません。

上記2つの項目を満たすために、CPUとGPUはあえてモバイル向けのものを選択します。

そして、色々なものを考慮した結果、このマシンに決まりました。

 

ZOTAC  ZBOX EN860

ある程度のパーツを自分で揃えて簡単にPCが自作できる、いわゆるベアボーンキットと呼ばれるものです。

CPUとグラフィックチップのみ最初からついており、メモリとストレージは自分で用意します。

自分で用意したパーツも含め、次のような構成になりました。

CPU : Intel Core i5 4210U(1.7 GHz/ターボ・ブースト時2.7 GHz、3MB smart cache、2コア4スレッド、TDP 15W)

RAM: DDR3L SODIMM 1600/1333 MHz 8GB

ストレージ:512GB SSD

GPU: NVIDIA GeForce GTX 860M 2GB GDDR5

 

なにより素晴らしいのがサーバーとしても使えるよう、有線LANポート2つに加えWi-Fiまで搭載されているということ。

独特なネットワーク環境を構築する上でこの構成は強力です。

もちろんデスクトップ利用も想定されているので、USB3.0ポートが4つほどついているなど、インターフェースも充実しています。

そして最大の利点がその小ささ、ACアダプタ含めてちょっと小さめのビジネスバッグに全部入ってしまいます

スーツケースなどが使えるシーンでは一緒に持ち運ぶことが可能です。

 

連続稼動テストの一環としてCPUとGPUをフル稼働させる仮想通貨のマイニングを行ってみました。

とりあえず24時間連続で稼働させ続けてみましたが、排気口からはほんのり温かい空気が漏れ、本体側面はちょっとだけ温度を感じる程度でした。アイドル時なら24時間稼働させ続けても全く問題なさそうです。

 

ちなみに、もっと強力なGPUが搭載され、VRまでできちゃうGTX1070搭載モデルもありますが、サイズがちょっと大きくなってしまうのと、流石に20万円超えはしんどいので却下しました。EN860は型落ちということでちょっと安めに手に入りました。

OSはWindows10をインストール、もちろんこっちは64bitです。

 

データ保存とかサーバー用途ならストレージはハードディスクを選択するのが普通ですが、ファイルサーバーでもないし保守性を気にしすぎたらRAID構成とか面倒なことになってくるので、軽量・耐衝撃を考慮してSSDを選択しました。

 

 

3,その他ハードウェア

Buffalo AirStation WMR-433W-TB

いわゆる「トラベルルーター」と呼ばれるものです。本来はホテルのWi-Fiに繋いで使うためのものですね。

しかしこのルーターの素晴らしいところは、設定で有線側、無線側をWAN,LAN自由に切り替える事ができるということ。

更にMicro USBで給電するので、余計に電源タップを埋めることもなく荷物もかさばりません。

 

 

 

この3つの端末を駆使して、最強のモバイル環境を構築していきます。

最強のモバイル環境を作る!②~環境構想編~

さて、前回の記事で方針が決まったところで、どういう環境にしていくかというのを構想する。

前回の記事に書いたとおり、いくらスペックが高くても、大きくてバッテリー持ちが悪い物は優秀なモバイル環境と言い難い。

よって、軽い・適度に小さい・バッテリー持ちが良いの3つを満たす端末としては

Intel Atomなどのモバイル向けCPUを搭載したモバイルPC

が望ましいと考えました。

このクラスのPCになると、タブレットを兼用しているケースも多く、小さくかつデザイン性に優れている事も多いです。

また、Intel Atomシリーズのバッテリー持続性は素晴らしく、作業し続けても5時間ほどは充電無しで継続使用できる場合もあります。

 

一方で、こういったCPUは重い作業に弱く、3Dなんてもってのほか、というケースがほとんどです。

モバイルCPU搭載でグラフィックカードもついてるなんて、そんな奇妙なPCは無いです。つーかあっても活かしきれないです。

 

 

しかし、今回は最強のモバイル環境を作りたい。

CPU負荷が重いソフトも使いたいし、3Dもある程度使える環境であってほしい。

 

ならばどうするか

 

ずばりハイスペックな環境を別に用意し、そこにリモートデスクトップ接続するのである

 

リモートデスクトップにより、重い処理などは別で用意したハイスペックPCに任せることで、低消費電力CPUを搭載した環境でも快適な作業を実現できるのである。

 

ただ、これだけでは不十分

 

というのも、この環境にはそれなりに欠点がある

 

1,作業中、常にインターネットへの接続が必要になる

当然だが処理するPCが近くにないならばインターネットで接続するしか無い。それ以外に方法なんてあるわけない。

リモートデスクトップは例外を除き、1画面分の動画を転送する行為にほかならない。

モバイルネットワークを使っている場合、必然的に大量のパケットを食うことになってしまう。

日110MBまでという格安SIMを使っている私のパケット使用量はあっという間に尽きる。

 

2,通信料の問題がクリアできても、通信速度の問題があればリモートデスクトップは不便になってしまう

通信料の問題は施設のWi-Fiに接続できれば解決するが、通信速度が遅い環境ではそもそもリモートデスクトップ自体が不便になってしまう。

ラグが発生したり、ブロックノイズまみれでは快適に作業ができるとは言い難い。

特に3Dなどの重いグラフィック処理をかけるとその瞬間の帯域は大きく圧迫されてしまう。

プライベートに使えるネットワーク環境があることが望ましい。

 

3,接続する可能性がある時点で、ハイスペック端末の電源をつけっぱなしにしなければならない

ハイスペックPCの電源が切れていたらもちろんリモートデスクトップなんてできるわけがない。

つまり、作業をする際には必ず電源がついている状態にしなければならない。

常に電源をつけっぱなしにする方法はもちろん、WakeOnLanというLAN端子経由で電源を入れる仕組みも存在する。

 

 

これらの3つの問題を完全に解消することははっきり言って難しい。

しかし、極力は改善できるようにしたい。

 

そこで、私はモバイル環境を次の3つに分類する事にした

 

 

1,モバイル

屋外作業や、喫茶店に持っていく、ちょっとした集まりに持っていくなど、さほど長時間利用を考慮せずにある程度の作業ができる環境。

インターネットが使えない状況も考えられるが、その場合は流石に重い作業については考慮しないとする。

(簡単なテキストエディタなどで軽作業ができる環境を想定)

インターネットに接続できるならばリモートデスクトップで接続したい

 

2,トラベル

ビジネスホテルへの宿泊、旅行など、ある程度大きなバッグが持ち歩けることを想定した状態。

こういった環境にはそれなりの長時間、なんなら一日中作業できることを想定したい。

ビジネスホテルや旅先にはインターネットが無い環境も考えられるが、それでもコンセントさえ使えればリモートデスクトップを含めたほぼすべての環境が使えるようでありたい。

 

3,フル

自宅で作業する状態。もちろん全てが自由に使える。

強いて言うなら、端末は自由に家のどの場所でも使うことができるようにしたい。

 

 

私が考える最強のモバイル環境は主にこの3つの状況によって持ち運ぶ機材を適度に切り替え、可能な限り重い作業もこなすことができる事を想定します。

 

 

次回に続く

最強のモバイル環境を作る!①~立志編~

前回BLACK LABOについて書きますって言いましたけど何回原稿書いても全くおもしろくないのでなんかどうでもよくなりました。よくよく考えたら大したことではない。わざわざブログなんかに声高らからにして叫ぶことでもない気がしたので、次の記事に行っちゃうことにしました。

 

ということで、タイトルにもある通り「最強のモバイル環境」作りを目指した話です。

 

さて、実際に作る前に

最強のモバイル環境とはなんぞや

というところから考え無くてはならない。

 

最強のモバイル環境という言葉を聞いて真っ先に思いつくのは「ゲーミングノート」である。

ゲーミングノートとは、通常のPC構成の他にモバイル向けグラフィックボードがついており、3D描画などにおいてアクセラレーションをかける事ができるノートPCである。文字通りゲームなどをするために設計されたPCであり、CPUやメモリも同様に高性能であることが多い。

文字通り最強のスペックを誇るモバイル端末であり、「最強のモバイル環境」に一見相応しいかもしれない。

 

だが私はこれに強くNOと言いたい

ゲーミングノートはスペック面で強力であっても、モバイル環境としては良いと言い難い!

 

それはなぜか

 

1,バッテリー持ちが悪い

強力なスペックを搭載するにおいて消費電力が増えることは必然。ハイスペックなPCほどバッテリーの持ちは悪くなる。

ゲーミングPCはそれも考慮してどでかいバッテリーを付けている事があるが、それでも2時間ほどの稼働が精一杯である。

大好きなコメダ珈琲にバッテリー満タンの状態で持ち込んでも、たっぷりアイスコーヒーを二杯飲んでいる間にあっという間にバッテリーは尽きてしまいます。

 

2,音と熱へ配慮しなければならない

強力なスペックがフル稼働するときの発熱は尋常なものではない。

全力で回り続けるファンと、そこから排出される熱風に気を使っても、キーボードやバッテリー周りはどんどん熱くなっていく。

そもそもGPUはデスクトップ用のものを見て分かる通り、それ専用にいくつも空冷ファンがついているほどに熱を発するものであり、いくらモバイル向けにチューンされたものであろうが、普通のノートPCと比べると発熱量は桁違いになってしまう。

PCによってはキーボードに触れなくなるくらい熱くなるケースがあるらしい。

 

3,デカイ・重い・ダサい

ぶっちゃけ上2つの理由なんてどうでもいい感じで、9割くらいの理由はこれなんですよこれ。

ハイスペックなパーツと冷却するためのファン、そして電池持ちを増やすための巨大バッテリーが合わさって、ノートPCとは思えないくらい分厚くてどでかい代物になっているわけです。

はっきり言ってそんなものを持って喫茶店などに持ち運ぶ気があるかといえば全く無いわけで、んなことするくらいなら手ぶらで行ってテキトーにコーヒーだけ飲んでかえるっちゅーねんって感じなんですよ。

はっきり言って喫茶店に持ち込めるPCの限界サイズなんてMac Book Proですらデカイと思えるくらいで、以前13インチディスプレイのThinkPadを入手したりもしたんですけど、やっぱりでかすぎて喫茶店に持ち込む勇気は出ませんでした。

 

そう

 

モバイル環境は優雅でスタイリッシュでなければならない

 

のです

 

ということで、このシリーズでは

1,使用する端末はモビリティ、スタイリッシュさに優れたものである

2,最高スペックとは言えなくても、ある程度の3Dが使えるくらいの環境であること

 

の2つを重視して環境を構築していこうと思います

 

 

 

余談ですが、先日購入したGPD Pocketは、あまりにも小さすぎて正直作業するにはきついです。

A4サイズのノートすら持ち運べないようなときに効力を発揮してくれますが、かんたんなプログラミングやテキストを書く程度にしか使えません。

ただ、ポケットに入るので外出時に手ぶらになりたがる自分にとっては嬉しいものでした。

Sandy-Bridgeの限界

私はある2種類のCPUに対して信仰を持っている。

ひとつはBay-Trail以降のAtomプロセッサ。メインとして使用するにはあまりにも非力だが、内容的にはCore 2 Duoクラスの実力があり、かつグラフィック能力などはそれを上回る。YouTubeでFullHD 60fpsの動画も十分に再生でき、上位世代であるCherry-Trailプロセッサに至っては4K解像度やUSB3.0インターフェースのサポートまでされている。手のひらサイズのモバイルPCや安定したゼロスピンドルPCを目指す上でこれほど魅力的なものはないだろう。

省電力性が高く、放熱フィンさえしっかりしていれば24時間フルパワーで稼働させ続けても一年中稼働し続けられる事はCeleronプロセッサで実証済み。ファイルサーバーやNAS専用サーバーなどを立てる用に考えると実用性は高い。

また、昨今のデザイン性に優れるモバイルPCが出るのもAtomプロセッサによる功績が大きい。ウルトラブックなどに用いられるCore i系PCではファンの設置が不可欠であり、かつそのファンとCPU自体の消費電力の高さをカバーするために大型のバッテリーを搭載する必要が出るため、サイズ感もかなり大きくなってしまう。その点についてはMacbook-Airはよくやっていると思う。だが、Atomプロセッサにより10インチサイズのコンパクトな、かつバッテリーも長持ちするx86アーキテクチャ端末を開発できるようになってしまった。オシャレな喫茶店にも行きやすい。私もAtom搭載モバイルPCのお陰でコメダ珈琲や大久保珈琲へ行きやすくなった事は間違いない。

強いて失策を挙げるとすれば、Bay-Trail搭載端末にはUSB2.0端子を一つしかつけてはならないという制限をかけてしまった事だ。これにより周辺機器を複数取り扱う場合はハブを持ち歩かなければならなくなってしまった。モバイルインターネット、クラウドシステム、Bluetoothをフル活用することで確かにUSBインターフェースはほとんど使用する必要はなくなるが、PCに疎い人間からすれば不便極まりないだろう。もっとも、IntelプロセッサとWindowsを世界中にばらまくためにライセンス価格をタダ同然に下げてしまったみたいなので、こういった制限をしなければならなかったのだろうが。

上記理由と、Bay-Trailより前のAtomプロセッサが本気で糞性能だったのも相まって、世間ではAtomプロセッサに対していい評判をあまり聞かない。早すぎたとは真逆の、時代に追いつくのが遅すぎたCPUと言えよう。(VAIO Type-Pに搭載されているAtom Z570なんかは720pサイズの動画すら満足に再生できない)

ちなみに上記制限について反省したのか、次世代のCherry-TrailのAtomについては若干制限が緩められており、USB3.0ポートとUSB2.0のポートを別々に搭載することでUSBインターフェースを複数にすることが可能になっている。Bluetoothやクラウドシステムを使いこなす自信がない人はこちらを搭載しているPCを探すといいだろう。

 

メチャクチャ本題から外れてしまった

 

もう一つ私が信仰していたのはSandy-Bridge世代のCPUだ。

Intel Core i シリーズの型番が2000番代のものを指す。なぜこのCPUを押していたかというと、詳しい説明は省くがこの型番以降のCPUはグラフィック性能と省電力性が改善されただけで、性能自体はほとんど変わっていなかったからである。

故に私は2018年の元旦まで、Core i5 2400Sをずっと使用していた。最後にCPUを交換したのは2013年あたりである。

CPU以外のパーツの性能は年々上がっていった。GPUは当初はGTX285だったが、やがて570に変わり、最終的に970になった。

メモリも当初は適当に購入した安売りの4GB二枚刺し(8GB)を使用していたが、ブルースクリーンが見られるようになったためコルセア製の8GB二枚刺し(16GB)に変えた。

重いゲームやVRをする点においてはGPUこそ重要であり、CPUは大きな問題と考えていなかった。

それ故に過ちに気づくまでかなりの期間を必要としてしまった。

 

ことのはじめはUnreal Engine 4 Editorを導入したときである。ある程度いじってデモプレイを続けていると、突如PCの画面が消えた。デュアルスクリーンであったが両方のモニターから表示が消え、画面には「信号が検出されませんでした」という表示。グラフィックドライバが落ちてしまったのだ。

この現象には長いこと悩まされた。グラフィックドライバが落ちたということで最初はGPUが原因であると疑った。落ちた瞬間にPCケースを開けて手を近づけるとかなりの熱気を感じられた。これは熱暴走ではないか。PCケースが粗悪なものだったので、ケースを開いた状態で扇風機の風を当てる手法を取った。現にこれで少し改善されたのがたち悪かった

次にCPUの熱を疑った。CPUもディスプレイが落ちた直後にかなりの熱を持っているように感じられた。GPUより扱った。案外こっちかもしれないと思い、CPUのファンを交換した。付属の小さなファンではなく、かなり巨大な排熱機構を備えたものだ。ついでにPCケースもエアフローが悪いとおもったので、新しいケースに交換した。

これで更に少し改善されてしまったのがたち悪かった

結果的に2017年末まで、たまにグラフィックドライバが落ちる現象に悩まされる事になってしまった。

 

2018年、実家から戻った次の日に、暇だったのでパーツを交換した。

グラフィックが落ちる問題を改善する目的ではなかった。9月頃から自宅にはセール時に安く購入したIntel Core i7 7700k(Kaby Lake)とLGA1151対応のマザーボードが鎮座していた。即座に交換したかったが、マザーボードのメモリがDDR4であることを失念しており、Amazonで検索をかけた所恐ろしく高額なものしか見つからなかったので、交換を断念したまま放置していたのだ。

2017年末にヤフオクで安価なDDR4メモリを入手できたのでパーツがすべて揃い、せっかくなので交換してみた。

 

すべてが変わった

 

エンコードなどを頻繁に行うことは無いので、対して感触は変わらないだろうと思っていたが大間違いで、メチャクチャPCの挙動が改善された。ファン音は小さくなり、発熱も抑えられ、プロセッサの処理速度どころかグラフィック性能まで向上し、SATAバージョンが変わったのかSSDの読み込みまで高速になった。

PUBGを前環境でプレイしたときは15~30fpsになることが多く、最適化されてないしこんなものかなと思っていたが、この環境にかえてから60fpsをキープできるようになった。VRも同期ズレが発生しなくなった。

そして何よりグラフィックが落ちなくなった。一切落ちなくなった。CPUはボトルネックだったのだ。

最新の環境を使うにおいて、Sandy-Bridgeはボトルネックとなりうるのだ。

 

それを知ってちょっとネットを検索したところ、今は第四世代であるHaswell(4000番台)なら大丈夫と主張する人が多いそうだ。彼らも数年後にはこのような思いをすることだろう。

ということで、Sandy-Bridge、Ivy-Bridgeを使用している人がいたら、この点に注意した方がいいだろう。

 

もちろん、ExcelやWord、プログラミングなど、3D処理をしないようなライト~ミドルな処理においてはSandy-Bridgeでも大いに活躍できる。ノートPCなどに他搭載されているプロセッサでは、未だにCore i3 2xxxU以上を勧められると思う。そういう層においては、Sandy-Bridgeはまだまだ日の目を見られそうだ。

 

 

 

ちなみに私は今、喫茶店でAtom Bay-Trail搭載PCを使いこの記事を書いている。オシャレ

ゲームが売れるためには絵が必要かどうかの論争について

ツイッターで自分のTLを見ているとちょくちょくこの論争が流れてきていて、時折その話題について自分も乗っかってみたりしたこともあるんですが、2度3度やるうちに「なんで俺ツイッターなんかでイライラしてるんだ」ってアホらしくなってきたので、三週間ほど前にネガツイ源を腹痛を面白いと思ってるのかほぼ毎日報告してくるやつと一緒にリムったんですね。これで万事解決かと思ってたんですが、そうしたら今度はActivityの一覧にたまにそいつのツイートがいいねされたということで流れてくるわけでして。

「なるほど、ツイッターではどいつもこいつも深淵で繋がってるんだな……」

なんて思った次第。

流れてくるたびにイライラして反論を考えたり呟いたりするってのも単純にストレス溜まって嫌なので、先日自宅サーバーになってコンテンツ規制から開放されたこのブログに意見を書いてしまおうと思います。
ここで意見を書いておけば次回以降にTLでそんな論争を見かけても「俺は自分の意見をブログに書いたし」で済みますし。

ということでXYLAB始まって5回目のブログ投稿にして毒ブログとなります。

毒に飢えた方、よろしくお願いします。健常者は退散しましょう。

 

 

ということで早速本題

「DL数を増やすためには内容よりも絵やビジュアルにこだわるべき」か

 

自分の考えから言うと全くもってそのとおりだと思います。

手に取ってもらう数を増やなら見た目が重要だというのは至極当然の事です。

DL数における見た目の比重は高いと思っています。

客が手に取っていない段階では、見た目が悪いゲームと見た目がいいゲームなら後者を取るのは当然だと思います。

 

 

なら、見た目だけよけりゃいいのかというと決してそうではなく、見た目以外にもDL数(以降は「売上」と言います)に影響する要素はいくつかあると思います。

 

 

1,ブランド

ぶっちゃけ日本内のマーケティングにおいてはこれが一番重要だと思います。絵より重要だと思っています。くっそ見た目が洗礼されたしまむらバッグよりもエルメス、洗礼された見た目の無印良品よりもグッチの財布です。

はっきり言って見た目とかそんなもんにこだわるより有名実況者と仲良くなって実況プレイしてもらったり宣伝してもらったほうが売り上げは増えます。ピコ太郎だってジャスティン・ビーバーが宣伝したから有名になったんです。それほどまでに日本ではブランド力が幅を効かせています。

ちなみにこのブランド力を身近に感じられる所として「小説家になろう」が挙げられます。あそこでは最初に異世界転生モノを書いて何らかのランキングに食い込んで知名度をつけた後、改めて自分が書きたかったものを書くというのが横行しています。これも戦略ですね。

 

 

2,とっつきやすさ

「とりあえずダウンロードだけされりゃいい、その後1,2分でぶん投げられたり削除されてもいい、評価数は気にしない、売り上げだけが重要」なんて人ならその限りではありませんが、そうでなければ万人受けのコンテンツを目指さなければなりません。

一番おすすめなのは今流行っているジャンルのゲームを作ることです。あるいは誰もがとっつきやすいジャンル(RPG)などを作ることです。

格闘ゲームや音ゲーはとっくに流行が過ぎ、ゲーセンに遊びに来るマニアしか楽しまないマイナージャンルになっています。ストリートファイターⅣはシナリオクリアできませんでした。とっつきにくいです。

 

 

3,キャラクター性・アイドル性と、それに追随する万人受けシナリオ

2の話の続きですが

ラ○ライブは音ゲーじゃなくても売れたと思います

キャラクターのビジュアルなどが重要なのはもちろんそうなのですが、ぶっちゃけ昨今見た目がいいだけのキャラクターなんてフリーだろうが商用だろうがゴロゴロいます。

現にグラフィックがいいのに売れてないゲームなんていくらでもあります。

ラ○ライブも可愛いだけのキャラがただ踊るだけのゲームだったら売れてなかったと思います。大して知らんけどそうだと思います。

愛称がつけられるほどのキャラクター性、そして多くの人から愛されるアイドル性、そしてそれらを強調するためのハッピーなシナリオが必要不可欠です。

鬱シナリオでは濃いカルト人気しかでませんし、「数」は見込めません

 

 

4,スタッフの人格

ちゃんと統計取ってないのであれですが、ツイッターで「作者の人格が悪いとその人が作った作品の評価も落ちる」ってツイートがバズってるのを見たことある気がします。

それが本当なら作者も身の振る舞いに注意しなければなりません。

こんな暴言クソブログ書いたり鬱ツイートするなんて言語道断です。売れる物も売れません。

 

 

ということで、売上を稼ぐにはグラフィックやビジュアルが重要なのはもちろんですが、それ以外にも多くの要素が売上に関わってくるのもまた事実です。

 

 

それでここから本題なのですが、フリーゲームでこれらの事を考えるのはバカだと思います

 

 

 

先程から私は「DL数」のことを「売上」って言ってますが、

いかにDL数を増やすかってそりゃもう商売なんですよ。

そりゃもう有料ゲーム作れよってことなんですよ。

 

 

別に私は「商売の素質があるんだから金を稼がないなんておかしい!」なんて意識高い系のような事を言っているわけじゃないんですよ。

そうではなく「DL数、評価数を重視する上ではフリーよりも商売のほうが有効」だからなんです。

有料ゲーってのは無料ゲーのハードルを上げたものだと勘違いされている方もいるかもしれませんが、実はそうではなくて

有料ゲーと無料ゲーは全く異なる土俵ってだけなんです

 

 

ということで、

DL数、評価数を気にする上で有料ゲーとして配布したほうが良い理由

ですが、2点あります

 

 

1,現実に近い評価数を知れる

フリーゲームは先程言ったとおり「なんとなくDLだけしておく」件数がDL数に含まれています。それでもいい、それだけで嬉しい、プレイはしなくていいなんていう希少な考えをお持ちならいいんですが、

そうでなければたとえ「見た目がいいお陰で手にとってもらえた」数をカウントする事を考慮しても有料ゲームのほうがいいです。

だってなんとなくDLした件数がごっそり消えてくれるのですから。

見た目にしろゲームシステムにしろ、お金を出すに足るものだと評価してくれた人が手に取ってくれたわけですから、フリーゲームと比較すると評価数としてはずっとリアリティがあるものとして考察できます。

ちなみに、その上で多くの人にプレイしてもらいたいなら100円くらいの超格安で売り出すという手もあります。それだけでも「なんとなくDLだけしておく」人はいなくなります。(セールを除く)

フリーゲームの「10万ダウンロード」と有料ゲームの「売上10万本」なら、どちらのほうが信用度が高いかなんて言うまでもない。

 

 

2,売り上げを採算に入れて予算が組める、その予算で外注ができる

はっきり言ってフリーゲームで外部にお金払ってイラストなどの素材をリクエストするってかなりハードルが高いと思います。それこそ趣味と割り切れていない限りできないと思います。

売上を気にして、かつ素材を外注してまでDL数ブーストを掛けたのにもかかわらず肝心のお金が入ってこないって苦行にも程がある。

どう考えても売上を採算に入れて予算として、そのお金で上質な素材を外注した方がフリーゲームなんかより遥かに有利です。

有料同人の中には、自分ではほとんど何もできないのに、外注だけでコンテンツを完成させて売上を出している人だっています。

リソースデータを重要視するなら有料ゲームを作るべきなんです。

 

 

もう一度言いますがハードルの問題ではなく土俵の問題なのです

 

 

 

 

ちなみに、先程「素材を重要視するのに有料ゲーム作らないのはバカ」なんて言いましたが、もちろんこんなものは極論で、中には例外だっています

 

 

例外1:フリーで配布してるけど最終的には利益につなげるつもり

 

いわゆる商業戦略としてフリーゲームという選択をしている人ですね、有名所だと広告収入、有料DLC、カンパウェアなどですかね。

カンパウェアについては「お金は稼ぎたいけど、割れの管理や取締が面倒だからその必要性をなくすためにあえてゲームは無料で公開している」という戦略も見かけました。面白いと思いました。

後は見たことないですが、プレイヤーのマーケティングやビッグデータ目的というのも考えられると思います。見たことないけど。

 

 

例外2:プレイヤーが喜ぶ顔、プレイしている様子を見るのが楽しい、または評価されることが最終目標となっている

 

俺が羨ましいと思っている人種です。聖母マリアのような人々。自分の喜びが商売に直結している方々です。

ただまあ、俺が知る限りこのタイプの人は大抵、最終的には商業進出しています。だって有料にしても売上出せるんだものこの人達。好きなもの作ってりゃウケるんだから。

 

 

例外3:数値オタク

 

自作PC界隈には「ベンチマークオタク」という人種が存在します。実際にゲームやエンコードをしないのにPCスペックの数値や実測結果を見て満足するタイプの方々です。数値そのものを結果として求めているタイプです。DL数さえ伸びてくれればいいって人ももしかしたらいるかもしれません。

動画とかイラストとか小説とか、もうちょい手軽なコンテンツ作ったほうがいいと思いますけどね。

 

 

例外4:マゾ

 

さっきも言ったとおり「DL数を稼ぐためにリソースを重要視し、それでできた成果物が一切金銭を生み出さない」というのは苦行です。しかし、世の中にはこの苦行を受けることで快感を覚える人がいるかもしれない。物理的なマゾじゃなくて精神的なマゾなんて見たことないけどもしかしたらいるかもしれない!

 

 

例外5:大好きなあの子に思いを伝えるため

タケシは必死の思いでゲームを完成させた。自分をモチーフにした主人公と、数年前に行方不明になってしまった彼女、ミユキをヒロインにしたラブストーリー。ゲームが多くの人に拡散され、彼女の目に留まる事を願って、DL数が伸びるための作戦を必死に立てました。

私財を投げ打って有名イラストレーターにイラストを書いてもらい、有名作曲家にBGMを作ってもらい、有名なライトノベル作家にシナリオを書いてもらう。そうしてできた至極の一品を、タケシはあえてフリーゲームとしてネットの海に解き放ちます。

やがてそれは遠く離れた地で友達経由でミユキの目に泊まります。

「あれ、私、これ見たことある」

初めてのはずなのになぜか既視感を覚える主人公とヒロイン、それは彼女と主人公が別れる前、幸せの絶頂だったときに歩んだ思い出そのものだった

そして、画面の中の主人公はヒロインに告げます。

「俺、待ってるから。あの桜の木の下で、おまえのことずっと

書くの飽きたわクソが

 

 

 

 

 

ということで総括

 

1、ゲームでDL数を伸ばしたいならイラストやビジュアルは重要

2、だがそれ以上に「好きなものを作る、自分の理想のゲームを作る」事をやめろ

3、だがそもそもDL数・評価数を気にしてゲーム作るなら、一部例外を除いてフリーゲーム界隈は不適。もっとちゃんとした数の出る有料界隈に行くべし

4、フリーゲーム界隈なんだから自由に好きな物作れ

 

 

 

DL数を気にしてフリーゲーム作るなんて苦行、俺はやりたくないです。

DL数を伸ばすために市場を調査し、ビジュアルを磨き、作りたいものを放棄して売れそうなものを作る事は、

やってもいいですが作ったものは絶対に有料で出しますよ俺は。

 

 

 

ということで次回、これにまつわる話ということでBLACK LABOについて語ろうと思います。

毒ブログ投稿は早めに流すに限る

オーダーメイド業界の隙を突く

特に業務向け端末にありがちなんですが、購入時にPCの性能をある程度指定することができます。

例えばストレージの容量が違ったり、例えばちょっと違うセンサーが付いていたりと言った感じで、それによって価格が変わってきたりもします。

それじゃあ、メーカー側はそういったモデルごとの端末をどうやって用意しているかということなんですが、性能差ごとに別々の製造ルートを作っていたりしたらコストがかかってしまいます。

それなら、どうすればコストが抑えられるかというと、差異がある部分をモジュール化、つまりは取り外しができるようにして、下位モデルにはそれらの部品を装着しないようにすれば、すべての端末が同じ製造ルートで生産できるようになるわけです。

 

 

 

先日、ちょっとしたことがきっかけて、元業務用PCのリファービュリッシュ品であるVersaPro タイプVT (VK24VCAMJ)を入手しました。

CPUがAtomなので大したことはできませんが、YouTubeの高画質動画を見る程度なら十分すぎるスペックです。

届いた直後にウキウキしながらインターフェース周りを確認したのですが、面白い部分を見つけました。

 

このマシン、SIMスロットがついてやがる!

つまりこの部分が使えれば屋外でもネットができる。屋外でネットをしながらリモートで自宅環境に接続しつつプログラミングとかができちゃうわけです。(端末に直接Visual Studioを入れるのはあまりにもおもすぎるので断念しました)

ということで、逸る気持ちを抑えながらSIMカードを入れてみました。

 

認識しねぇ……

 

APN接続できないとかそういう次元ではなく、そもそもSIMスロットのデバイスからして認識していない。

OSなし状態で入手したので別の場所からドライバを入手する必要でもあったのかと考えましたが、それらしいドライバを入れても全く認識してくれません。

その後調べてわかったのですが、この端末にはLTEが付いているモデルとついていないモデルがあって、私が入手したのはLTEに対応していないモデルのようです。

しかし、LTEに対応していないのにSIMカードのスロットがあるのも妙な話です。

納得がいかない俺はタブレットのカバーを剥がしました。

ドライバーを横からぶっ刺してアホみたいにひっぺがしました。ベキベキベキって音鳴りました。

 

(ちなみにこれやるとメーカーからのサポートを一切受けられなくなるので注意してください)

 

そうすると見事なまでになんかカード的なモジュールをぶっ刺すところがあるではないですか。(写真撮り忘れた)

こんなスペースをモバイルPCで開けておくなんて許せん、実に許せん。ということでAmazonから富士通あたりのテキトーなモジュールを取り寄せます。

 

 

これですね。カードとアンテナ。こいつを内部基盤のいかにも挿せそうな所に挿します。

 

 

ネジで止めないと刺さってる部分が「へろん」ってなるので、それを蓋で無理やり押さえつけてもいいのですが、適当なネジで固定しておくのが無難です。へろんってなるとなんか怖いので。へろんって。

 

 

アンテナの端子は「MAIN」と「AUX」って書かれている部分に挿します。

指で刺そうとしましたがなかなか苦戦したのでプラスドライバーで上から押し付けました。

 

 

後は蓋を閉めて起動して、APN設定するだけ。

Windows10はドライバ認識に関してはかなり優秀なので、ドライバをこちらで探すことなくプラグ&プレイできます。

 

 

 

勝ちました。

 

ということで私にもついにLTE搭載Windows機が手に入っちゃいました。

そんなわけでこの記事をコメダで執筆。

みんなもよいLTEライフを。

 

 

 

ちなみに、こんなめんどくせーことしなくてもUSBに挿すタイプのLTEモジュールとか、スマホのテザリングとか、いくらでもやりようはあります。

今時ここまでするのはバカです。盛大なバカ。

 

サーバー移管 & SSL対応 レポート

サーバーを移管しました。

これまではDTIのServermanを利用していましたが、この度自宅サーバーに切り替えました。

正直これまでWebサーバーを自宅でやったことなんてなかったので、
自宅サーバーに切り替えたうえでの感想とか感触とかをここに書いてみようと思います。

最初に言っておきますが、今時自宅サーバーとかやらんほうがいいです

 

 

自宅サーバーにするメリット

 

1、全部自分で管理できる

今回自宅サーバーに切り替えた理由の99%がこれです。
ネットワーク・ハードウェア・OSから何から何まで管理できます。楽しいです。そんだけ。

 

2、サーバー代がかからない

メリットっちゃあメリットです。外部サービスを利用しないのでその料金がかからなくなります。
でも大したメリットじゃないです(後述)

 

3、ハイスペックPCを占有できる

格安のVPSサービスとなると、ディスクもプロセッサも共用になります。
元がどれだけハイスペックでもそれを複数人数で使いまわせばトラフィック次第でいくらでも重くなります。
一方、今回用意した自宅サーバーは
CPU : Intel Core i3
RAM : 4GB
HDD : 250GB
ですが、これを一人で全部使えます。
xylab.xyzはWordpressにそれなりにプラグインを導入していたため、今までページの表示がかなり重かったんですが、
今回のサーバー移管で大分軽くなったと思います。

 

4、Webサーバー用途以外にも使える

VPSサーバーでWebサーバー以外の用途で使おうとすると、その用途以外で使おうとするとファイアウォールのポートを開ける必要があります。ポートスキャンされて悪用されるリスクができます。
自宅サーバーでも以前はルーターやサーバーのファイアウォールにポート穴をあける必要がありましたが、VPN(仮想プライベートネットワーク)の普及により事情が変わりました。
ルーター側ではVPN,HTTP,SSLだけ許可し、サーバー側では好きなポートを開けることでWebサーバー用途以外でもセキュアにサービスを利用できるようになります。
自分はSquid、Privoxy、Ziproxyを導入し、圧縮プロキシサーバーとしても利用しています。

モバイルデバイス→VPN→サーバー→Squid→WAN→Privoxy→Ziproxy→VPN→モバイルデバイス
で、Webブラウジングが高速かつ低容量になりました。

ただ、完全にセキュリティ面が強くなったかというとそうでもないので注意が必要です(後述)

 

 

自宅サーバーにするデメリット

 

1、ハードウェア的に自分で管理できても基本は面倒でしかない

VPSのサービスを借りればOSレベルで自分で好きなことができます。
rootでログインもできますし好きなソフトもインストールできます。
OSだってサービスによってはちゃんと選択できます。DTI ServermanではCentOS7,CentOS6,Debian,Ubuntuから選択できます。
ぶっちゃけハードウェアやネットワークの管理なんて飽きたら面倒なだけなんでこっちのがいいです。

 

2、コストが安くなったとは言い切れない

DTI ServermanのEntryプランは月467円です、安いです。
一方今回導入した自宅サーバーは低消費電力設計で、アイドル時の消費電力は大体~25W程ですが、月計算で500円です。
下手するとコスパ悪くなってます。
サーバー代を考慮してもVPSのがいいです。

 

3、24時間365日常にアクセスできるとは限らない

まずあたりまえですが、自宅に機器を置いているので自宅が停電すれば巻き添えを食らいます。その間アクセスできなくなります。
VPSを利用すれば、サーバーの電源周り、ハードウェアの状態は会社の人が24時間体制で監視してくれます。非常に便利です。

そしてVPSのもう一つのメリットで「固定IPアドレス」が貰えます。DTIのエントリープランでも貰えます。
固定IPはつまり、一度DNS設定をしてしまえばその後安定してアクセスできるということです。

一方で自宅サーバーを使う場合は自宅のグローバルIPを使うことになるので、IPが変動します。
プロバイダによっては固定IPサービスもありますが、お金がかかります。
変動IPとDNSを関連付ける方法としては、DDNSをIPと関連付けさせ、更にDNSをDDNSと関連付けさせます。
IPが変動するとDDNSが更新され、DNSがDDNSのアドレスに更新されます。
この一連の処理にはタイミングによって30分ほどのタイムラグが発生する場合があり、その間Webページへアクセスできなくなります。
VPSを使えばこういったリスクからは解放されます。

 

4、必ずしもセキュリティがよくなったとは限らない

VPNとの併用によりポートの穴を開けるのが最低限で済むようにはなりましたが、一方でブルートフォースアタックなどの対策も自分でしなければなりません。
そういうリスクがある分24時間体制で監視してもらえるVPSはセキュリティ的に有利です。
以前別口で借りているVPSがブルートフォースアタックを受けたことがありますが、その時サーバーは即時にシャットダウンされ、侵入は回避された、ということがありました。
やっぱ人的な監視が付くというのは大きいです。

 

5、別にVPSでもWebサーバー用途以外で使ってよい

料金扱ってるわけでも個人情報扱ってるわけでもないサーバーなら別にポート開けてWebサーバー以外の用途で使っても全く問題ないだろ何自意識過剰になってんの?誰も不正利用なんてしねーから。絶対しねーからそんなん。愉快犯しかそんなことしないから。そういう愉快犯がハックするのってこういう個人サーバーじゃないから。Originとかそういうアカウントだから。

 

 

 

 

ということで、俺みたいなこだわりが無い限りVPSをレンタルした方がいいです。
ていうかスタイリッシュなWebサイトを作りたいならWIXのがいいです。あれWordpressよりスタイリッシュです。無料プランあるし。