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月別アーカイブ7月 2017

自分を主人公にして中二小説を書くァ!!!

Xyliはその場に立ち尽くした。

轟音鳴り響く愛馬のエンジンを切り、サイドスタンドとハンドルで躯体が安定した事を確認して地面に降り立つ。ヘルメットを脱げば数時間ぶりの清風が頭髪の間を駆け抜けた。
髪をくしゃくしゃとかき乱しながら周囲を見渡せば、車両を支えるアスファルトを除いてすべてが緑に染まっていた。唯一の機械音が止まった今、周囲は木々のざわめきと、得体の知れない虫鳥の鳴き声だけが聞こえてくる。民家や街灯などは無く、朝露に濡れた植物の湿った匂いだけが鼻をくすぐった。大自然の中心にぽつんとバイクが1台だけ停まっているその様子は、さながら異世界にでも迷い込んでしまったかのようであった。

道の先を睨み、唾を飲む。彼は今、重大な決断を迫られていた。

「このまま進むか、引き返すか」

国道471号線。

国道158号と交わる岐阜県は高山市奥飛騨温泉郷平湯から始まり、石川県羽咋市まで続く全長150kmを超える国道である。
場所によっては車両のすれ違いすらままならないほど狭く、かつ舗装されていない部分もあり、悪路の走行を強要される。極めつけは石川と岐阜の境付近に位置する楢峠を走る道であり、この地点は積雪時期はもちろん、悪天候によっても頻繁に封鎖され、場合によっては一年中封鎖が解除されることがないという。通称「開かずの酷道」である。

空はまだぼんやりと明るくなったばかり、太陽も登らず、朝霧で湿った空気の早朝、勢いに身を任せて現状の封鎖状態すら調べること無く、彼はこの道に突入した。愛馬はオフロード仕様のものではないが、ある程度車高が確保されており、それなりの悪路であれば十分走破する事が可能であったからだ。

突入してから数分間は興奮の連続であった。5メートル先すらも見えないほど濃い霧が立ち込めては、アスレチックのような細道が続く。屈強な草に破壊されたアスファルトのわだちを低速ギアとクラッチを駆使して乗り越える。悪路の危険性はもちろん、一寸先の空間から不意にこの世のものではない何かが出てきてもおかしくないような雰囲気であった。

「はっ!俺をビビらせるのにサイレントヒルじゃあ役不足だぜ!アルマたんでも引き連れてこいやあああああ!!」

と、存在もしないサムシングと脳内で戦い、エンジンを唸らせていれば、いつのまにやら3時間が経過して今に至る。おどろおどろしい朝霧はすっかりと晴れ、空には青空と太陽が覗き、ただただ自然が広がっていた。

メーターを見ると、酷道に突入してからの走行距離は50kmに達していた。果ての見えない道路はただただ不気味で、所々に見えた通行止めの仰々しい標識は、彼の不安を更に煽った。

「この先に進めば、生きて帰れないかもしれない」

スマートフォンを取り出すと、画面には堂々とした「圏外」の2文字。4本表示のアンテナマークは1つも伸びる様子がなく、ここはインターネットから切り離された秘境の真っ只中である事を思い知らされる。電波が通じないということはすなわち、助けを呼べないということである。普段から高い保険料を払って24時間呼べるようにしてあるロードサービスも、ここでは利用できない。

すなわち、燃料が尽きる前に、そのために道を極力間違えること無く、かつ天候による封鎖に阻まれること無くこの道を抜けなければならない。更に当時、彼はよく調べずにこの酷道に突入していたため、この悪路が何km続くかを把握しておらず、あと燃料がどれだけあればここを突破できるかを計算できずに居た。

今なら、引き返せる。
今引き返せば、もと来た50kmを走るだけだ、走行距離にして100km。流石に彼のバイクでもゆうゆうと走りきれる距離だ。
どんなマシンであろうと、エンジンと燃料だけでは目的地には行けない。そこに「人」が行くには命が必要である。死んでしまっては元も子もない。
こんな得体の知れない山の中で、誰にも知られずに死ぬくらいなら、しっかりと対策を整えて次に臨めば良いではないか。

バォォォン!!!!
そんな不安をかき消すために愛馬に問いかけるよう、日中の明るい山道の向こうに待ち受ける得体の知れない闇めがけてニュートラル状態でアクセルを開ける、威勢よくエンジンは唸りを上げた。

「行けるか、相棒」

ギアを入れ、クラッチを離すと、愛馬は勢い良く走り出した。邪な場所へ向かおうとする時、よく機械が不調を起こすという話を聞くが、彼の愛馬はそんな様子など微塵もなく、いつもと何ら変わらない様子で山道を駆けた。
視線を前に、緑と緑の間をただひたすら走る。マシンと一体になりて、観客も住民も誰ひとりとしていない、自然のサーキットを走る。
不安はあの場所に置いてきた。今や前を見る以外に選択肢は無い。
思い出せ、なぜ人はバイクに乗る、
そこに冒険<スペクタクル>があるからだ!
―――今、答えが見つかるなら、全部無くしてもいい。
迫る木々の光景を引き裂き、闇を貫いて光をかき分けるその姿は、まごうことなき一筋の槍であった。
駆け抜けること数時間、森林の腹を引き裂いて飛び出した先には、石川県から望む日本海が広がっていた。
フェリーが停泊している埠頭の一角に、火照りきった愛馬を止める。おもむろに財布から取り出した銀貨を箱に放り込み、落ちてきた缶を手に取る。

手にしたコーヒーを思い切り飲み干し、勝鬨を上げた。

「勝ったッ……!!!」

 

 

 


 

アレですね、『事実は小説より奇なり』っていうけど、小説ってのはちょこちょこ盛るだけであっという間に事実より奇妙になってくれるからいい。
気づいてると思いますけどまあまあ盛ってます。国道471号線に早朝に事前調査なしでバイクで突っ込んだのは事実です。ただ……

・霧はめちゃくちゃ濃かったけどゆっくり前進さえすれば危険な状況にはならなかった
・電波は県外だがGPSはバッチリ受信でき、スマホにはオフラインで使える地図アプリ(MapFan)をインストール済みであり、迷う心配はない
・バイクにはUSB給電口を設置済みであり、スマホ電池切れの心配はない
・バイクには燃料が17リットル入り、350kmは無給油で走ることができる。石川県の最北端までぶち抜かない限り余裕で走破できる

ということで、ガジェッターパワー全開で大して危機感は無かったです。あーまぁいけるだろうな、行き止まりなら引き換えしゃいーやくらいの気持ちで走ってました。

とくに一番盛ったところは

―――今、答えが見つかるなら、全部無くしてもいい。

の部分で、某OP曲から引っ張ってきたフレーズなんですけどこれやったときにこの曲出てませんでしたからね。
だって実際俺が歌ってたというか口ずさんでたのって、

「ビンラディン!ビンラディン!ビンビンラディン!イェイ!イェイ!」

でしたからね。激しく不謹慎+不潔でしたからね。発狂はしてないけど素の頭がおかしかったから住民とかいたら捕獲されて田んぼに放流されてくねくね都市伝説とかになってたと思います。
ということで今回は物語を書くということで盛りに盛ったんですが、こういう盛りテクって人と話すときに結構役立つのでもっと磨いていきたいですね。常日頃から自分の行動や出来事に笑いのスパイスを足せるようにしておきたいね。笑える話の種が製造できればいくらでも楽しく会話できますから。

 

 

aaafdsaf
ただここだけはガチで死ぬかと思った。
ガードレールなしの道に鉄板とかバイク殺し。

 

PUBGやめます

いやね、そういやこっちのブログ全く書いてねーなって2ヶ月くらい前に思ってまして、んじゃあ更新する時はGPD Pocketのレビューを一発目に書いたろって思ってたんですけど、結局未だに俺の分発送されないわ結局夏休みの阿蘇への旅にも連れていけないわでだいぶ冷めたんでもういいや、あちこちでレビュー上がってるし。だいぶどうでも良くなったわ。

 

ということでまた書くネタも何もないんでもういいや放置しようかなーって思ったんですけどまあこの表題の件についてふと自分の決意も込めて書かせて頂く事にいたしました。

 

PUBGとはおそらく皆さんご存知だと思いますが、今全世界で熱狂中のオンラインゲーム「Player Unknown’s Battle Grounds」のことです。

どういうゲームかというと、最大100人で島に自由降下し、落ちてる武器を拾って最後の1人になるまで撃ち合うというバトルロワイアルのようなゲームなんですけど、バトルロワイアルといえば賛否両論のシリーズ第二弾が自分は結構好きだったりするんですが、竹○力のわけわからん具合と、映画版の七原秋也が「この銃の名前を知っているか、AK47……アブとマット・カラシニコフだ」の、お前絶対イキってるだろ、自分のことかっこいいと思ってるだろ感と、この終わり方なら3も作れよ感以外は結構好きです。2好きです。原作のスナイパーの女の子の話好きです。光子はエロい。

んでそのルールからして面白そうだったんで買ってみたんですが、緊張感がすごい。ほんとにすごい。なにせ1回死んだら終わりですからね、命が重いんです。今まで集めた武器とか、キル数とか、時間とかが1回の死で全部無駄になるわけで、文字通り手に汗握る状態なんですよね。

普通のFPSゲームって、1回死んだら数秒後にはリスポーンしますから、本当に死が軽いんです、自分が1回死んでも、敵2体倒せばチャラっしょってくらい。PUBGはそれに比べ物にならないほど命が重いんです。

 

んで、このゲームやって気づいたんですが、俺こういうのにものっそい弱いみたいです。

 

いい武器が揃ったり、レアな武器を入手したときに接敵すると、もう緊張と慟哭が激しくなって、照準がぶれまくる。そのせいで勝てない。

戦略的にはよく考えているつもりなので、敵の不意や背後、先制は取れるんです。ただ、それらの戦略で得た優位を、エイム力のせいで全部覆えされるんです。

 

具体的に言うと、

 

・こちらは茂みに伏せている、敵はギリースーツとは言え走り回りながらしゃがみこちらに攻撃。敵が攻撃に入るまで10発ほどアサルトライフルを撃つ猶予があったが、1発しか命中せずに敗北

・家の中で待ち伏せ、こちらの武器はショットガンに対し、敵はアサルトライフル、完全に敵の不意を付いたにもかかわらず、先制攻撃の3発をすべてはずして敗北

・残り2人のラストバトル、こちらはフラッシュハイダーとスコープ付きの武器を装備し、高所に居てかつ敵の位置がわかり、更に敵にはこちらの位置が知られていない圧倒的優位な状況、ゆうゆうとしゃがんで敵に射撃した20発すべてを外し、毒ガスで死亡

 

ということで、冷静になろうにももう体のほうが緊張に緊張を重ねた状態になって、すべての行動がうまくいかない状態になってしまう、プレシャーに弱いんじゃなくて鋼の精神をも押しつぶすほどのプレッシャーを自分にかけてしまうような状態になってしまいまして。

んで、正直最初は、もうこれ自分には向いてないなーと思いました。そんでプレイ時間も2時間未満だったので一回steamに返品したんですね。その後周りがあまりにも楽しそうにやるもんだから値引きなし価格で再度購入しちゃいまして。

 

 

そんでこれももう、自分に向いてないんじゃないかってあっさりと諦めてしまおうと最初は思ってたんですがね、

本当にこれでいいのかと。

何でもかんでも、自分に向いてないの一言で済ませていいのかと、

全力でやることに意味があるんじゃないかと。

 

そう思いまして、

 

ということで、これまで1日のゲーム時間は1時間以内と決めていて、PUBGのゲーム数も1日に1,2回しかやらないようにしてたんですが、たまには本気でやってみようということで、昨日は結構な時間PUBGをやったんですね。

その間にのゲームにおける死に対して慣れるんじゃないかと、そう思いまして。

 

その結果、どうなったかというと

 

緊張のしすぎで自律神経が破壊されてその日の夜

猛烈な慟哭と発汗のせいで全く眠れませんでした

 

もう向いてねーわこのゲーム、体が壊れる。

PUBGやめます