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最近のモバイル向けCPU事情 ~旅立ちに向けて

最近のモバイル向けCPU事情 ~旅立ちに向けて

前回の記事を書いたのが大分前とはいえ、環境コロコロ変わりすぎじゃないですかねぇ。

 

前回の記事で数パートに渡って構築した特殊ネットワーク環境はもう使ってません。

 

この環境のコンセプトって、
「ハイスペックなノートPCはでかくて重い。だから低スペックで小さくかっこいいPCをハイスペックに運用できないか」
というものだったんですが、今って普通にコンパクトでハイスペックな端末があるんですよね。

わざわざめんどくさい環境やこまい機器を持たなくても、単体で全部完結できてしまう。バッテリーも長持ちだし、ゲームしなけりゃ十分すぎるスペック。そんな環境が単体で手に入るようになってしまったんですよね。
このごに及んであんな環境を構築して喜んでるなんてどうかしてるぜってレベル。

いやこのごに及ばんでも十分どうかしてるけど。

 

マニアックなPC環境構築なんてものはもはや趣味の領域。飽きが来てしまえばそれまで。自分としては喫茶店でどやれるようなかっこいい環境が用意できればそれでよかったので、スタイリッシュでハイスペックで電池長持ちな端末があればそっちに手が出るってもんです。

ということで、今のPCが非常に気に入っているので紹介します。

 

ASUS Zenbook Flip S

Macbookのモロパクリ製品として一躍名を馳せた初代Zenbookからはや数年、いつのまにやらMacbookっぽさは完全に消失して、シリーズ独自の路線を築いておりました。

「MacbookのパクリっぽさがなければもはやZenbookじゃなくね?」

と思えなくもないが、まあパクリから脱却できたのはいいことなんじゃないかな。

 

1,見た目

まずはこの抜群の見た目である。発売直後の時点では世界最薄だったとのこと

あまりの薄さゆえにUSB Type-A端子を取り付ける縦幅がなく、USB Type-A端子が存在しないという異様な見た目。(とはいえ、最近はこういのわりとあるらしい)

フラッシュメモリや有線マウスなど、USBデバイスを多用する人には不向き。マウスはBluetooth、データはクラウド管理を心がける必要あり。

とはいえ、USBハブを使えば通常通り入出力端子を使えるので、そこは安心してほしい。

(ただ、SDカードスロットくらいは欲しかった)

 

 

2,機動性

重量は実に1.1kg。iPadや最新の富士通の軽量ノートには及ばないが片手で悠々と持てる重量。

なにより前述の薄さのおかげでノートの間にまぎれこませることも可能。

薄さゆえの耐久性の低さがあるため、ケースなどに入れて運ぶことが推奨されるが、純正のケースに入れた状態でも下手な2in1PCより薄いので、非常に手軽に持ち運べる。

更にこのPC、タッチパッドが非常に優秀。よくMacが大好きな人が、

「Macはタッチパッドが優秀でマウスが不要、Windowsは必須」

と言ってるのを聞くが、このPCもグラフィックデザイン系ソフトを使わない限りマウスは不要なレベルの操作感。

現に自分も喫茶店に持ち運ぶくらいのときはマウスを使用していない。

ジェスチャーの種類はMacbookに劣るが、勝る点も一つ。ディスプレイが360度回転するということ。これによりタブレットライクに使用することが出来る。

タブレットモードにしている間はキーボードが反応しなくなるので誤タイプの心配もない

昔はこのようなタイプより、ディスプレイが脱着可能でタブレットにもなるタイプのPCを好んでいたが、コンパーチブルタイプにすることにより基盤などの重いパーツがディスプレイ側に寄ることを防ぐことに成功している。

そして何より、USB給電である事。

電圧の関係上、45WのUSB-PDに対応している必要があるため機種は限られるが、モバイルバッテリーで充電することが出来る。そのため、ACアダプタを持ち歩く必要がない。

(このPCを選んだ一番の理由がこれ。)

電力不足になってコンセントを探す様とか、コンセントに指していないと電力が心配になる様とかがいつも好きでなくて、それが原因で低消費電力のPCを探し回っていた事があったが、このPCのおかげでそんな心配から脱却できた。

これで安心してキャンプ場でPCが使える。バッテリーは26000mAのものを選択したが、体感的に24時間以上ぶん回し続ける事ができそうに感じた。

 

 

3,スペック

CPU : Intel Core i5 8259

RAM : 8GB

SSD : 256GB

ディスプレイ : 1920×1080

GPUはオンボードのため、3Dゲーム等は厳しい。のだが、BlenderやXismoでローポリモデルのモデリングなら普通にできた。CPU内蔵グラフィックも進化している様子をを感じさせられる。

そして何より注目すべきは Kaby-Lake R以降(8000番台)のCPUであること。これは非常に重要である。

 

というのも、このCPUは、以前までのIntel CPUとは「事情」が違う。

従来まで、IntelはノートPCなどに用いられるモバイル向けCPUには、「最上位モデルを除き2コア未満とする」という成約を設けていた。

そのため、Intel Core i7のノートPCを購入しても、デスクトップのような4コア8スレッドではなく、2コア4スレッドに抑制されていたりしていたのだ。

 

しかし2017年、風向きが変わった。

AMD Ryzenシリーズの登場である

AMDの逆襲により、安価で性能の高いCPUが供給され始めたのだ。

見下していたライバルの思わぬ反撃に戸惑うIntel。差を詰められるシェア。Intelがこのピンチを脱却するには、当然、従来より高性能なCPUを販売する以外に無かった……

 

そんな中発売されたのがこのKaby-Lake Rである。従来までのCPUでの制限が取り払われ、ノートPC向けCore i5ながらも4コア8スレッドを実現している。

ちょうど自分のデスクトップ向けPCも同じく4コア8スレッドなのだが、そのデスクトップと同等レベルの速度で動作している。

 

従来の省電力ノートPCではVisual Studioくらいの動作は諦めていたが、このPCでは問題なく動作させることが可能になっている。PCの用途で開発がメインの自分にとっては非常にありがたい。最初からこうしておけよ。

 

 

 

 

 

さて、なぜ唐突に自分のPCの話なんかを始めたかというと、近々長距離旅行をする予定があるからです。

その旅行では、実家→サービスエリア等→喫茶店等→キャンプ場→スパ銭→フェリーと、様々な場所を通る予定なので、そういった場所でのPCの使い心地や、長期間コンセントが使えない状態でのバッテリー持ちなんかを試す場でもあると思っています。

10月上旬に行う予定ですが、実際にどれくらい本格的なPC作業ができるかのレポートを書こうと思います。

 

バイクで西日本を駆ってきます。


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