• xylishoot@aol.com

最強のモバイル環境を作る!⑤~設定編~

最強のモバイル環境を作る!⑤~設定編~

④で考えたネットワーク構成を元に、各機器に設定をしていきます。

1,モバイル端末の設定

これと言った特別な事はしません。トラベル環境に切り替えたときに自動でトラベルルーターに接続してくれるよう、予め一度トラベルルーターに接続しておきます(一度接続しておけばその接続設定を記憶してくれるので)

WMR-443WはWPSにも対応しているので、現場でも即時に接続できるのが便利です。

後はリモートデスクトップ用プロファイルもデスクトップに保存しておき、ダブルクリックでお手軽につなげるように。

 

 

2,トラベルルーターの設定

Buffalo WMR-433W-TBは4つのモードから選ぶことができます。

1,ルーターモード

NICポートをWAN側とし、ルーターとして機能するモード。ただしPPPoEには非対応。

2,ワイヤレスモード

Wi-Fi側をWANとして、NICポートで接続した端末をインターネットに接続できるモード。その代わり端末から同帯域のWi-Fiには接続できない。2GHzでWANに接続した場合は、5GhzでLAN接続を行う必要がある。

3,ブリッジモード

NIC側にはルーターがあり、DHCPサーバー的動作も停止する、完全にブリッジするだけのモード。

4,ローカルモード

ハブとして動作するモード……と思いきや、ワイヤレス側にはDHCPによるIPが付与される。ブリッジモードとの違いがよくわからん。

 

後述しますが、DHCPリースはリモートサーバーがそのまま行います。なので、今回はブリッジモードで接続します。ただ、リモートサーバーから逆接続することはありえないので、DHCPリースをトラベルルーターに任せるルーターモードを使ってもいいと思います。

 

3,リモートサーバーの設定

 

リモートサーバーで行う必要がある設定は2つ。

ひとつはリモートサーバーをNIC2ポートをLANとするルーターとして機能させる事。もうひとつはNIC2に接続された端末がそのポートを経由してインターネットに接続できるよう、インターネットの共有設定を行う事。

後者の設定を行うことで、ローカル側端末からブラウジングなどで直接インターネットに接続する際、わざわざ接続プロファイルを変更しなくてすむので便利になるからです。

 

 

ということで、これらを実現するためにもう一つの手段であるWindowsのインターネット共有設定を行います

ネットワークアダプタの設定を開き、WAN側として利用するネットワークポートのプロパティ画面を開きます。

そして、「共有」タブのインターネット接続を共有するにチェックをつけ、共有するNIC2ポートを選択します。

これで、NIC2ポートに接続されている端末にはDHCPによってIPアドレスが割り当てられ、リモートサーバー経由でインターネットに接続することが可能になります。

 

 

しかし、ここで大きな問題が発生しました

 

この設定を行うことで、確かにNIC2ポートにトラベルルーター経由で接続された端末はインターネットに接続できますが、リモートサーバーを再起動すると接続できなくなってしまう。これではリモートサーバーを起動するたびにわざわざインターネット共有設定を行う必要があり、今回のトラベル環境のメリットをすべて殺してしまうことになってしまう。

この問題を解決するまでには多大な時間を要してしまった。

正直に言うが、この後投稿する「実践編」時点でもその問題は解決できなかった。

そのあとの調査で、再起動時にインターネット接続共有のサービスが起動しないことが原因であることが判明した。

また、Windows10のバグの一環でもあるらしく、2017年更新パッチを適用したうえでレジストリの設定変更でその点が対応できることが判明した。

1、インターネット接続共有のサービスを、手動から自動起動に変更する

コントロールパネルの「管理ツール」→「サービス」で「Internet Connection Sharing(ICS)」を選択し、スタートアップの種類を「手動」から「自動」に変更します。

 

2、再起動後に有効にならないバグに対応するべく、レジストリ値を変更する

「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\SharedAccess」に「EnableRebootPersistConnection」(DWORD 値=1)を設定します。

もしかしたらやらなくてもいいかもしれませんが、Microsoftのフォーラムに書いてあったのでおとなしく設定します。

 

 

自宅でこの設定を行った後、リモートサーバーを再起動してテストしてみましたが、子機は正常にインターネットに接続できました。

おそらくこの方法で問題ないと思います。

 

 

これにて、設定は完了です。


XyliShoot

メッセージを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。